第一生命、PRI Awards 2026アセットオーナーカテゴリー特別賞を受賞
第一生命は、国連責任投資原則(PRI)が主催する「PRI Awards 2026」において、アセットオーナーカテゴリー特別賞を受賞した。日本のPRI署名機関として同アワードの受賞は初めてとなる。
PRI(PrinciplesforResponsibleInvestment)は、国連の支援のもと設立された責任投資に関する国際的なイニシアティブであり、世界で約5,000の署名機関が参加している。PRI Awardsは、PRI署名機関の優れた責任投資取組みを表彰する国際的なアワードで、2026年は32か国から計146件の応募があり、NGO、コンサルティング会社、学術関係者、業界の専門家等からなる44名の独立審査員が審査した。
同社は、2025年度の自然・生物多様性に関する取組みが評価され、アセットオーナーカテゴリーの特別賞を受賞した※1。
DaiichiLifeグループは、「環境問題への戦略的対応」を優先的に取り組む重要課題(コア・マテリアリティ※2)の一つと位置付け、ネイチャーポジティブ※3の実現に取り組んでいる。「自然」は、長期的な経済活動を支える重要な基盤であり、機関投資家としても重要なテーマである。一方で、自然関連のリスクや機会は、企業の事業内容だけでなく、事業拠点の立地やサプライチェーンによって大きく異なるほか、自然への依存・影響の分析手法や指標の整備はなお発展途上にあるものと認識している。
※1 詳細は、PRIウェブサイトを参照。
https://www.unpri.org/responsible-investment/pri-awards/winners-and-shortlists
※2 DaiichiLifeグループのコア・マテリアリティについては以下を参照。
https://www.daiichilife-group.com/sustainability/materiality/
※3 ネイチャーポジティブ(自然再興)とは、生物多様性の損失を止め、反転させることで自然を回復軌道に乗せることを指す。
そのため同社は、自然関連リスク・機会の分析を高度化するとともに、その結果を投資判断や投資先企業との対話に活用している。また、自然資本の持続可能性向上に資する投融資の推進や、投融資を通じて創出されるポジティブ・インパクトの測定にも取り組んでいる。これらの取組みを一体的に推進することで、自然関連課題への対応を進めている。
今回受賞した取組みの主な内容は以下のとおりである。
⚫投資先企業約1,000社の約6万拠点の情報と約100種類の自然関連データを組み合わせ、拠点ごとの自然関連リスク・機会を踏まえた独自の分析モデルを構築
⚫分析結果を投資判断に活用するとともに、自然関連リスク・機会の把握や経営戦略への反映等について、投資先企業との対話に活用し、自然関連取組みの高度化を促進
⚫自然資本の持続可能性向上に資する投融資を推進するとともに、投融資を通じて創出したポジティブ・インパクトを測定
本取組みを通じて、2025年度に実現した主なポジティブ・インパクトは、工業・農業用水の使用量で年間28万m3削減、廃棄物削減・リサイクル量で年間151万tとなった。
各取組みの詳細は、「サステナビリティレポート20254」に掲載している。また、「サステナビリティレポート20265」では、投融資を通じた環境課題解決への取組み、自然関連リスク・機会に関するポートフォリオ分析の高度化など、更なる取組みの充実を図っている。
同社は、今後も責任ある機関投資家として、中長期・安定的な運用収益の確保と、自然関連課題を含む社会・環境課題の解決の両立を目指す責任投資の高度化に積極的に取り組んでいく。
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