新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ソニー生命、「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」の改定・販売再開

ソニー生命は、12月2日より、法人向け商品「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」を改定し、販売再開する。
この商品は、万一のことがあった場合の事業保障対策のほか、将来の退職慰労金準備など、経営者のニーズに応えることができる。また、医師の診査を受けることなく、3つの告知項目のみで申込みが可能となる改定を行った。あわせて、取扱範囲の拡大により、お客さまの加入年齢や退職時期等に応じた保険期間を選べる等、選択の幅がひろがった。
1.背景
同社では、事業保障対策や事業承継対策等、保障を通じた法人に対する総合的なリスクマネジメントへの需要に応えるべく、2019年1月に「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」を発売したが、その後、同年2月に販売を停止していた。現中期経営計画では、成長戦略の一環として法人領域の強化を掲げており、保険本来の趣旨に沿った募集活動の徹底のもと、順調に成長を続けている。
一方で、体況上の理由等から加入できない主に高齢の経営者からは、十分な保障を確保するため、告知内容を簡易化した商品を販売して欲しいという要望が、多くあった。
このような状況を踏まえ、主に体況の懸念を抱える経営者等への保障の確保と退職金準備を目的として、従来商品の「災害保障期間付平準定期保険(無配当)」について簡易告知型への改定等を行ったうえで販売を再開した。
2.災害保障期間付平準定期保険(無配当)の特徴など
【特徴】
・第1保険期間中は、不慮の事故または所定の感染症による死亡を重点的に保障する。
・第2保険期間中は、不慮の事故または所定の感染症によるかにかかわらず、死亡保障を確保できる。
・年齢にかかわらず、最高保険金額の5億円まで3つの告知項目のみで申込可能である。
※告知内容によっては詳細告知し、条件付きでの引き受けとなることや、引き受けできないことがある。
【支払い事由】
■災害死亡保険金
○支払い事由:不慮の事故(事故日から180日以内)や所定の感染症を直接の原因として、第1保険期間中に死亡したとき
・支払い額:死亡保険金額と同額
・受け取る人:死亡保険金受取人
■死亡保険金
○支払い事由:
・第1保険期間中に死亡したとき(災害死亡保険金が支払われる場合を除く)
支払い額:死亡日における責任準備金額
受け取る人:死亡保険金受取人
・第2保険期間中に死亡したとき
支払い額:死亡保険金額
受け取る人:死亡保険金受取人
【取扱範囲】
契約年齢:15~79歳
保険料払込期間第1保険期間:70歳まで~99歳まで
保険期間:0~45年(5年刻み)
※契約年齢によって、選択可能な保険期間・保険料払込期間、第1保険期間は異なる。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

三井住友海上、洋上風力発電設備向け水中ドローン点検サービスを開発

損保

ジェイアイ傷害火災、エムアイポイントがお得に貯まる「エムアイ火災ほけん」の提供を開始

生保

アクサ生命、アクサ損保、グループ間の連携を強化し、アクサ生命による法人顧客向け自動車保険の取扱いを開始

損保

損保ジャパン、「船舶サイバー保険」の販売を開始

生保

チューリッヒ生命、「収入保障保険プラチナ」を12月2日から発売

損保

三井ダイレクト損保、レスキュードラレコ(ドラレコ特約)の新規を販売終了

生保

ライフネット生命、発売から1年、若い世代が「定期医療保険」を支持、販売レポートを公開

生保

第一生命、ココヘリ捜索・救助費用ほけん「ONE(ワン)」(正式名称:捜索・救助費用保険)を第一スマート少額短期保険より提供開始

生保

ソニー生命、松坂大輔さん×小笠原道大さん対談番組を10月14日からパーソルパ・リーグTVで配信開始

生保

ソニー生命、太陽光発電設備「そらべあ発電所」の寄贈園を決定

関連商品