第一生命、第77回「保健文化賞」受賞者を決定
第一生命が主催する第77回「保健文化賞」の受賞団体・個人(以下「受賞者」)が決定した。
同社は創業以来、生命保険事業を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、国民の健康、保健衛生の向上に努めてきた。1935年、当時の国民病であった結核予防に取り組むため、「保生会」を設立した。以来、保健衛生の向上に継続して取り組んできた中で、戦後間もない1950年には、衛生環境の悪化が深刻化する状況を受け、保健衛生の分野において顕著な業績を挙げ、長年にわたり尽力した人々に対し、「感謝」と「敬意」を表するために本賞を創設した。
創設当時は結核や栄養不足、その後は生活習慣病対策、高齢者・障がい者福祉、国際保健など、その時代ごとのさまざまな課題に取り組んできた人々を顕彰してきた。
第77回となる本年度は、2025年2月3日から4月15日の期間に募集を行い、団体・個人合わせて33件の応募があった。この度、審査委員による選考のもと、団体10件、個人3名の受賞者が決定した。これまでの受賞者総数(今回を含む)は、752団体、個人382名、合わせて1,134件にのぼる。
受賞者には、厚生労働大臣から表彰状、同社からは感謝状とともに賞金(団体200万円、個人100万円)、朝日新聞厚生文化事業団・NHK厚生文化事業団からは記念品が贈られる。
同社は、生命保険業を通じて「安心」と「健康」を届けることで、社会に貢献するとともに、本賞を通じて、今後も保健衛生の向上に寄与していく。