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三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命、委託先保険代理店における情報流出の可能性について(第二報)

三井住友海上あいおい生命および三井住友海上プライマリー生命は、2月28日公表の「委託先保険代理店における情報流出の可能性について」に関して、委託先保険代理店である株式会社保険見直し本舗グループによる最新の調査結果を5月20日、公表した。
情報漏えい等のおそれがあるお客さまには、株式会社保険見直し本舗グループから順次通知文書の発送等により連絡を行う。
※三井住友海上プライマリー生命は、三井住友海上あいおい生命を経由 した「再委託」により、株式会社保険見直し本舗グループに自社生命保険の販売を委託している。
1.概要
2025年2月16日、株式会社保険見直し本舗グループにおいてランサムウェア被害の発生が確認され、外部専門家の協力のもと原因および影響範囲等の調査を行った。
調査の結果、データサーバの一部で保管しているファイルがランサムウェアにより暗号化されていることが判明した。また暗号化されたデータには、同社グループがお客さまより預かった保険契約に関する個人情報が含まれていることを確認した。
2.影響
現時点で確認しているお客さま情報の漏えい等のおそれの内容は以下のとおり。
(1)対象契約(※)
三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命が引受けしている契約
(2)漏えい等のおそれがあるお客さま情報
契約者氏名・住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・性別・職業、被保険者氏名・生年月日・性別・郵便番号・電話番号・職業、 保険契約概要(証券番号、保険会社、保険金額、保険料、契約日等) 等
(3)二次被害のおそれ
現時点では、個人情報を含む各種情報が外部に流出したことを示す事実や、攻撃者によってこれらの情報が公開されている事実は確認されていない。
※情報流出の可能性があるお客さま数は、株式会社保険見直し本舗グループにて調査中である。
(現時点で、三井住友海上あいおい生命:約6万名、三井住友海上プライマリー生命:11名となっているが、今後変動する可能性がある)。また、記載の人数は情報流出の「おそれ」のある契約であり、情報流出を断定するものではない。

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