第一生命、北仲通北地区 B-1 地区の街区名称を「ハーバーステージ横浜北仲」に決定
第一生命および、東急不動産株式会社、京浜急行電鉄株式会社は事業者として推進する「北仲通北地区B-1地区新築工事(以下「本事業」)」の街区名称を「ハーバーステージ横浜北仲(HARBOR STAGE YOKOHAMA KITANAKA)」に決定した。希少な立地となる水際の最前列に「日常を輝かせる水辺のステージ」が誕生する。
本事業は、みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩約2分に位置し、二方が海に囲まれるウォーターフロントと呼ぶにふさわしい立地に誕生する大型複合開発事業となる。敷地内には運河沿いにプロムナードや約3,200m2からなる広場を設けるほか、建物1階から2階に位置する低層部商業ゾーンは、運河沿いの開放的な環境と上質な時間を楽しめる約4,300m2規模の飲食店舗、サービス店舗などが開業予定である。2階から6階に位置する、基準階面積約740坪の大フロアを有するオフィスゾーンは横浜の海と広場を近くに感じられる眺望の中、利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物としてCASBEEスマートウェルネスオフィス認証を取得予定である。40階建ての住宅棟は横浜の景色を一望することができ、更に曲線美を描いたタワーは際立つフォルムにより横浜の新たなアイコンとなるデザインを目指した。
■「ハーバーステージ横浜北仲」街区名称・ロゴについて
今回決定した街区名称「ハーバーステージ横浜北仲」は、この地の歴史と新たな横浜の未来を見据え名付けている。北仲エリアは1859年の横浜開港の後、日本波止場がつくられた場所であり、たくさんの人々の思い、文化が行き交い、新しい価値を生み出してきた歴史的な場所である。本事業では、横浜の水景を見晴らすこの歴史的な場所に、暮らす人、訪れる人、働く人、全ての人の日常を特別に輝かせる水辺のステージを作り出したいという思いを込めた。
ロゴタイプは、横浜開港の歴史を感じさせるクラシックな書体をベースに、船が海を進む時に生まれる航跡波をイメージしたアクセントを組み合わせ、横浜の未来へと船が進む姿を表現している。ロゴマークは、海側から見た建物を前進する「船」に見立て、本事業が歴史ある地で新しい横浜を切り拓いていくイメージを表現している。
■横浜の水辺を堪能できるランドスケープ計画
本事業では「日常を輝かせる水辺のステージ」というコンセプトを掲げ、建物の周囲にも人々の日常を輝かせるランドスケープを形成していく。「馬車道」駅からの動線と水際線プロムナードの結節点となる北側エリアには、人々が行き交い集う場として芝生広場を設け、様々なイベントの舞台として活用するなど、商業エリアとともに立体的な賑わいを生み出す。またランドスケープのデザインでは、航跡波をモチーフとした弧を描く舗装パターンの上に、木立や様々な形状のベンチ・カウンターテーブルなどを点在させることにより、人々が心地良くすごせる水辺のステージを演出する。これらのステージは、暮らす人、訪れる人、働く人など様々な人に思い思いに利用することで完成し、新たな横浜の景観を創り出していく。
■事業概要
事業名称:北仲通北地区B-1地区計画
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-1(住居表示未定)
敷地面積:12,345.18m2
事業者:
東急不動産株式会社
京浜急行電鉄株式会社
第一生命保険株式会社
設計・監理:熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
施工者:株式会社熊谷組首都圏支店
外観デザイン:株式会社日建設計
ランドスケープデザイン:株式会社スタジオ・ゲンクマガイ
完成予定:2027年秋頃
主要用途:住宅・商業・オフィス
階層・高さ:地上40階地下1階約150m