住友生命、スポーツテックを手掛ける株式会社ユーフォリアへ出資
住友生命は、アスリートのコンディション・トレーニングのデータ管理を行うマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を提供し、多くのプロスポーツチームや日本代表チームをサポートしている株式会社ユーフォリア(以下「ユーフォリア」)へCVCファンド「SUMISEI INOVATION FUND」から出資した。
ユーフォリアの保有するトップスポーツ領域※のトップアスリートが活用するコンディションの可視化・向上メソッドを活用し、企業の従業員の健康・安全管理に応用できるサービスの開発に向けた事業共創を進めていく。
※ トップスポーツとは、プロスポーツチームやクラブ、社会人クラブなどを指す。
1.出資の背景
住友生命は、お客さまの健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being as a service)※2を通じてお客さまのウェルビーイングに資するサービスの提供を目指している。
ユーフォリアは、「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業である。アスリートへのサービス提供を通じ、これまで蓄積した知見やサービスを、従業員のパフォーマンス向上や、介護予防・フレイル予防などに活用し、ウェルビーイングな社会の実現に向けた取組みにチャレンジしている。
このような先進的な取組みを進める企業との協業は、住友生命が掲げるWaaSにおける「Wellness Life」(健やかで健康に)の実現に資するサービスの開発に資すると考え、今回の出資に至った。
※2 Vitality健康プログラムを中心とするウェルビーイングに資するサービスエコシステム
2.ユーフォリアとの協業内容
住友生命は、ユーフォリアの「身体的負荷の高い環境で働くワーカーのコンディションを支えるための法人向けサービス」を活用し、一般企業の健康経営課題の解決に取り組む。具体的には、ユーフォリアの保有するトップスポーツ領域のトップアスリートのコンディションの可視化・向上メソッドを活用し、企業の従業員の健康・安全管理に応用できるサービスの開発に向けた事業共創を進めていく。
また、スポーツに取組む人々の、より健やかな日々を実現するサービスの開発も検討していく。