住友生命、国内新興プライベート・エクイティファンドに投資
住友生命は、D Capital株式会社(以下「DCapital」)が運営するDCapital2号投資事業有限責任組合(以下「本ファンド」)への投資を決定した。
D Capitalは、「DX×バイアウト」をコンセプトとした日本のプライベート・エクイティファンドである。デジタルを用いた日本の構造課題の解決を目指し、経営とデジタルの両面において投資先の成長を支援する体制を構築している。
住友生命は、2024年1月に公表した「住友生命グループの資産運用立国実現へ向けた取組み※」において、資産運用力向上の取組みを通じてインベストメントチェーン上の重要な役割を担い、経済の好循環に貢献するとともにすべてのステークホルダーにウェルビーイング価値を提供することを掲げている。本ファンドへの投資は、これを実現する具体的取組みのひとつとなる。
新たな分野への投資には、既存の運用会社に加え、新たな取組みや戦略を有する新興運用会社が重要な役割を担うと考えており、優秀な新興運用会社を発掘する取組み(Emerging ManagersP rogram(EMP))を行ってきた。本ファンドへの投資においては、業歴は浅いながらも、運用会社の方針や理念、運用チームを構成するメンバーの前職での豊富な実績等から優れた運用成果が期待できると判断し、投資実行を決定した。
【本ファンドの概要】
ファンド名称 D Capital2号投資事業有限責任組合
投資対象 主に国内の中堅・中小企業
『なくてはならない保険会社グループ』を目指す住友生命は、引き続き、新興資産運用会社への投資を通じて、資産運用立国の実現に貢献していく。