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明治安田生命、生命保険の引受査定にAIを活用したリスク予測を導入

明治安田生命は、1月6日発売の「循環器病対策Pro」<5年ごと配当付循環器病継続終身保障保険(無解約返戻金型)>を対象に、生命保険の引受査定に、人工知能(以下、「AI」)を活用した予測モデルを導入した※。
これまで、保険契約の引き受けには傷病歴や現在の健康状態をもとに判断を行なう医学的な査定手法を用いていたが、新たにAIを活用した同社独自のリスク予測 「健活未来予測モデル」を組み合わせることで、今まで以上に正確かつきめ細かな査定で、より多くのお客さまの引き受けが可能となった。
「健活未来予測モデル」は、機械学習等のAIの特徴を活かし、健診情報や罹患歴等、同社が保有する匿名医療ビッグデータをもとにモデル構築を行なっており、高精度な予測を実現する。
同社は、今年度からスタートした3ヵ年プログラム「MY MutualWayII期」において、「生命保険会社の役割を超える」ことをテーマに、「保障とアフターフォローの提供」という従来の生命保険会社の役割を大切にしながら、「ヘルスケア・QOLの向上」と「地域活性化」という2つの方向に役割を拡充していく考えであり、成長戦略の一つに、「営業サービス・フロントのさらなる強化」を掲げている。今後もさまざまなサービスの充実に努め、生命保険会社の役割を超えて、お客さまに確かな安心を届けることをめざしていく。
●健活未来予測モデルの構築とモデルによるリスク予測
【130万件の医療ビッグデータを活用】
同社保険商品に加入のお客さまデータ(匿名化済)約130万件について、健診情報(BMI,血圧などの数値情報、検査以上の有無など)および過去の病気の罹患歴のデータを活用
【機械学習によってモデルを構築構築】
モデルは機械学習によって構築。同社のお客さまデータによって精度を計測し、引受査定に使える性能を備えていることを確認
【健活未来予測モデルによるリスク予測】
構築した健活未来予測モデルにより、生命保険契約に申し込んだお客さま一人ひとりごとに将来のリスク(循環器病に罹患するリスクなど)を予測し、引受査定の判断に活用
※健康診断書を提出した、契約年齢50歳以上の契約が対象

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