マニュライフ生命、子会社から同社へのお客さま情報等漏えいについて追加報告
マニュライフ生命から同社子会社の保険代理店であるマニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社への出向社員による情報漏えい事案(2024年10月17日公表)に関する調査が完了した。調査の結果、既に公表している漏えい件数の修正および新たに2件の事案が判明した。
今回判明した事案は、10月17日に公表した事案同様、マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社のマニュライフ生命からの出向社員が、他の保険会社の契約情報を同社に漏えいしたものである。なお、調査の結果、現時点において本件に関わるお客さま情報等の不正利用等は確認されていない。
同社では、このような事態を発生させたことを極めて重く受け止め、今後、同様の事案を生じさせないよう、改めてお客さまの情報の保護を最優先事項として捉え、更に管理体制を強化し再発防止に努めていく。
・情報漏えいの経緯
同社からマニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社への出向社員が、出向先の販売動向を同社に提供する際に、当該保険代理店が取り扱う他保険会社のお客さま情報等(機微情報ならびに連絡先情報は除く)が含まれたままメール送信していた。なお、現時点において、本件に関わるお客さま情報等の不正利用等の二次被害は確認されていない。
■事案(新たに判明した2事案)
・発生時期 2021年12月
漏えい件数 4,301件(契約件数ベース)
・発生時期 2022年8月
漏えい件数 468件(契約件数ベース)