エヌエヌ生命、お客さま情報の漏えいが発生
エヌエヌ生命は委託先代理店等への出向者による情報取扱に関する調査を行った結果、以下のお客さま情報漏えい事案が発覚した。
なお、現時点で漏えいした情報の二次流出、悪用等による二次被害またはそのおそれはないことを確認している。
■発覚した事案の詳細
【事案①】同社職員による情報漏えいについて
・概要:2019年1月から2024年3月までの期間において、同社から保険代理店に出向していた職員(1名)が、他の代理店扱いのお客さま情報を含むファイルを、意図せず同社のメールアドレスから出向先代理店より付与されていた自身のメールアドレスに送信していた。
なお、当該職員は出向先代理店以外の他の代理店扱いの契約情報の閲覧、当該メールの転送、第三者への提供等は行っておらず、現時点で二次被害は発生していないことを確認している。
・漏えいの内容:
対象:8613名分
お客さま情報の内容:解約済等を含む同社のお客さまに関する以下の情報
(契約者)法人名、証券番号、保険種類、契約日、保険料等
(被保険者)氏名、年齢
*口座情報、クレジットカード番号やセンシティブ情報は含まれていない。
・今後の対応:このような事態を発生させたことを重く受け止めると共に、本件は出向者に限らず発生し得る事案であることも踏まえ、役職員に対し個人情報の重要性と厳格な管理を改めて周知・徹底し、電子メールの運用ルール等を徹底させ再発防止に努めていく。
【事案②】同社から住友生命への出向者による情報漏えいについて
概要:2022年4月から2024年3月までの期間において、同社から住友生命に出向していた職員(1名)が、住友生命のお客さま情報を漏えいしていたことが発覚した。
当該出向者は、住友生命にてエヌエヌ生命商品の販売サポートを担当していたところ、同社の職員(住友生命を専任でサポートする担当者1名)に、販売サポート状況を連携する目的で、住友生命のお客さま情報を漏えいさせていた。
なお、漏えいした情報について、同社から外部への流出はなく、二次被害のおそれは無いと判断している。また、現時点で住友生命に対してお客さまから被害に関する連絡は確認されていない。
・漏えいの内容:
対象:1965名分
お客さま情報の内容
①東京23区内の住友生命の支社(千住支社を除く)のお客さまに関する以下の情報
(契約者)法人名、住所、証券番号、保険種類、契約日、保険料等
(被保険者)氏名、年齢
*口座情報、クレジットカード番号やセンシティブ情報は含まれていない。
②住友生命が提案予定の企業に関する以下の情報
法人名、代表者名、窓口担当者名等
・今後の対応:このような事態を発生させたことを重く受け止め、役職員に対し個人情報の重要性と厳格な管理を改めて周知・徹底し、電子メールの運用ルール等を徹底させ再発防止に努めていく。