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日本生命、国立大学法人北海道大学が発行する北大Ambitious債へ投資

日本生命は、国立大学法人北海道大学(以下「北海道大学」)が発行する北大Ambitious債(以下「同債券」)に投資することを決定した。同債券は、国立大学法人初となる、ソーシャル性・グリーン性に加えて、ブルー要素を併せ持つサステナビリティ/ブルーボンドである。
同債券発行による調達資金は、北海道大学の中期的ビジョン「HUVISION2030」に基づき、科学技術における教育・研究の卓越性“Excellence”と、教育・研究を社会に広げ地域課題を解決する社会展開力“Extension”のシナジーにより「持続可能なWell-being社会」の実現を目指すプロジェクトに充当される予定である。なお、北海道大学が策定した同債券の発行に適用するサステナビリティ/ブルーボンド・フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の定める「ソーシャルボンド原則(SBP)2023」、「グリーンボンド原則(GBP)2021」、および実務ガイドである「持続可能なブルーエコノミーへの資金調達のための債券(SBE)」等との適合性について、第三者意見を取得している。
同社は、生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、責任投融資を強化しており、同債券への投資はテーマ投融資および脱炭素ファイナンス枠に該当する投資案件である。
今後も、責任投融資を通じてサステナビリティ・アウトカムを創出することで、持続可能な社会の実現とご契約者利益の一層の拡大に取り組んでいく。
<案件概要>
発行体名 国立大学法人北海道大学
年限 20年
同社投資額 5億円
資金使途 先端的な教育研究環境の整備

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