三井住友海上あいおい生命、出向者による情報漏えい事案に関して謝罪
三井住友海上あいおい生命では、同社から保険代理店への出向者による情報漏えい事案が判明した。
同社では、このような事案を発生させたことを重く受け止め、同様の事態を生じさせないよう、再発防止に努めていく。
1.事案の概要
同社から保険代理店への出向者が、当該保険代理店が取り扱う他保険会社のお客さま情報等を出向元の部署に電子メール送信していたことが判明した。
2.調査方法
グループ損害保険会社において発生した同事案を受けて、同社においても以下の調査を実施した。
・全社員を対象にしたアンケート調査
・出向者および出向元部署を対象にしたメールログ調査
3.調査結果
調査結果は以下のとおりである。なお、同社が受け取った他保険会社のお客さま情報等を第三者へ漏えいさせた事実は確認されてない。また、これまで不正使用等の被害が発生している事象は確認されてない。
(1)対象代理店数
対象代理店数3社
漏えい件数716名
(2)発生時期
最も古いもので2021年7月から開始
(3)漏えいしたお客さま情報
お客さまの氏名、保険会社名、保険種類、保険料、健康状態(一部のお客さまのみ)など
※口座情報、クレジットカード情報は含まれてない。
(4)経緯・目的等
同社出向者が、出向先代理店における生命保険提案予定のお客さま情報を出向元部署社員に共有する際、他生命保険会社のお客さま情報が含まれていたケースがあった。
情報漏えいの対象となる他保険会社のお客さまには、出向先代理店または引受保険会社より連絡する予定である。
4.原因および再発防止
本事案発生の主な原因として、出向者ならびに出向元である同社社員に対する情報管理等の教育・指導が不十分であったと考えている。保険会社と代理店の情報管理ルールを含め、法令等の基本的な知識・意識の再徹底に向けた取組みを強化していく。