太陽生命、「北海道電力株式会社」が発行する「トランジションボンド」への投資を実施
太陽生命は、ESG投資の一環として、北海道電力株式会社が発行する「トランジションボンド」(以下「本債券」)への投資を決定した。
本債券は、カーボンニュートラルの実現に必要な脱炭素化移行(トランジション)への取組みを資金使途とするトランジションボンドである。本債券で調達された資金は、原子力発電所の再稼働および安全性向上・維持、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送配電網の整備・強化等の取組みに活用される。
なお、本債券のフレームワークは、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義する「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック(2023)」等に適合する旨、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社よりセカンドオピニオンを取得している。
<概要>
発行体:北海道電力株式会社
名称:北海道電力株式会社第396回社債(R&I格付:A+)
発行額:400億円
償還期間:10年
資金使途:①原子力発電所の再稼働、安全性向上・維持
泊発電所の新規制基準適合に向けた安全性向上の取組み
(新たな防潮堤の設置工事や火災防護対策、耐震補強工事等)
②再生可能エネルギーの導入拡大に向けた送配電網の整備・強化(地域間連系線を含む)
・新北海道本州間連系設備の増強(新々北本連系設備)
・ローカル系統の増強
・配電網高度化
SDGs:本債券によって調達された資金は、同社の事業を通じて、SDGsの下記目標の達成に貢献する。
同社は、2007年3月に日本の生命保険会社として初めて「責任投資原則(PRI)」(※)に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行っている。今後とも、責任ある機関投資家として、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めていく。