第一生命ホールディングス、日本初演!作曲家モーツァルトの「新たな楽曲」
第一生命ホールディングスは、9月24日、国際モーツァルテウム財団*1(以下「財団」)と共同で、作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの新たに発見された楽曲を日本初演奏する記者会見を同社の日比谷本社で開催する。
本記者会見には、財団のウルリッヒ・ライジンガー博士と同社取締役会長の稲垣精二が登壇し、財団が数十年の歳月をかけて研究を進める『ケッヘル目録』*2について、60 年ぶりの新版を公開するとともに、新たに『ケッヘル目録』へ追加された楽譜を発表し、日本初演となる生演奏を行った。財団は9月19日にオーストリア・ザルツブルクで『ケッヘル目録』新版の発表を行っており、今回の日本での記者会見はそれに続く形で開催した。両国での一連の発表により、モーツァルトの音楽遺産に対する関心が改めて高まることを期待している。
【文化支援事業への取組みと今後の展望】
同社は、一人ひとりのwell-beingの実現に向けた地域の社会課題解決に貢献することで、社会とともに持続的に成長することを目指し、国内外で様々な社会貢献に取り組んでいる。同社と財団の友好関係は、モーツァルトの住家修復事業から始まり、その後、文化芸術分野の支援を通じて関係を深めてきた。その一環として、3年に一度、モーツァルトが実際に使用していたヴァイオリンが来日し、貴重なコンサートを開催している。
次回のコンサートは2026年を予定しており、同時にモーツァルトゆかりの貴重なコレクション展示の開催も企画している。同社はこのコンサートを通じて、モーツァルトの歴史や音楽の魅力をより多くの方に深く知ってもらえる機会を提供する。
今後も同社は、財団と連携し、モーツァルトの音楽と文化を支えることで、その文化的価値を広めていくことを目指すとともに、社会貢献活動を通じて持続可能な社会の実現に向けた取組みを一層推進していく。
*1 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、その作品と人格を通じて 250年以上にわたり世界中の人々を魅了してきた。国際モーツァルテウム財団は、この貴重な文化遺産を保存し、普及するための世界的に有名な機関であり、モーツァルトの音楽、人生、そして人格をすべての人々と世代に伝える使命を担っている。
*2 オーストリアの音楽学者であるルートヴィヒ・フォン・ケッヘルによるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの作品目録。この目録中で付与されたケッヘル番号はモーツァルトの音楽作品を時系列的に配列した番号で、世界共通の認識番号。