第一生命ホールディングス、グループ会社における個人情報の漏えいが発生
第一生命ホールディングスのグループ会社である第一生命から、同じく同社グループ会社の保険代理店である株式会社アルファコンサルティング(以下「アルファ社」)に出向している社員等が、約3万7千件のアルファ社のお客さまの証券番号を第一生命へ漏えいしていた事案、および損険ジャパン損保ジャパンからのアルファ社への出向者が損保ジャパンへ約490件の顧客情報を漏えいしていた事案が判明した。
なお、同社グループでは、グループの経営管理や各種リスク管理を実施すると共に、より付加価値の高い各種商品・サービスを開発・提供するために個人データのグループ内共同利用を行う旨をグループ各社のHPにて公表※しているが、この度判明したグループ会社間の事案は、グループ代理店における実績把握等を目的としたデータの授受の際、共同利用可能な個人データに該当しない第一生命以外の「証券番号」が含まれていたものである。
現時点で第一生命および損保ジャパンでの該当個人情報の二次利用、お客さまへの被害は認められていないものの、同社グループで不適切な個人情報の授受が行われていた事実を重く受け止め、引き続き、同様の事案の有無について調査を進めており、判明した場合は、速やかに公表する。
なお、現時点で確認できている事実関係は以下のとおりである。
<第一生命へ漏えいしていた個人情報・提供していた期間>
(情報種類)証券番号
(提供期間)2020年9月~2024年7月
※共同利用の範囲として、データ共有していた項目
第一生命グループが保有する個人の氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、申込書等に記載された契約内容
<損保ジャパンへ漏えいしていた個人情報・提供していた期間>
(情報種類)証券番号、契約者の氏名・住所・電話番号、保険会社名(第一生命を含む生命保険会社計22社、損害保険会社計9社)等
※要配慮個人情報(お客さまの病歴等)は含まれてない
(提供期間)2020年6月~2023年5月