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ネオファースト生命、終身医療保険「ネオdeいりょう」を改定

ネオファースト生命は、契約日が8月2日以降の契約から、「ネオdeいりょう」(正式名称:無解約返戻金型終身医療保険)を改定する。
新しい「ネオdeいりょう」では、効率よく入院に備える設計を可能とする特則を新設するなど、多様化するお客さまニーズへの対応をはかる。あわせて、「ネオdeいりょう」を通してお客さまに感じてもらいたい提供価値を示すとともに、同社が実現したい「いい保険のかたち」への思いを込め、商品ブランドコンセプト「ちょうど、ちゃんと、いい保険。」を策定した。
「ネオdeいりょう」改定のポイント
(1)「短期入院10日給付特則」の新設
入院日数によらずまとまった給付金を確保しつつ、日額給付と一時給付の保障の重複をなくし、効率よく入院に備えられるよう、10日以内の入院をした場合に一律10日分の入院給付金を支払う「短期入院10日給付特則」を新設する。
(2)「手術保障特則」の新設
手術保障の給付金額を入院給付金日額に連動させるわかりやすい仕組みの「手術保障特則」を新設する。
(3)「死亡保障特則」の給付倍率の上限引き上げ
終身の死亡保障をより一層準備しやすくするため、死亡保障特則の給付倍率の上限を引き上げる。
(4)20~40代を中心とした保険料引き下げ20~40代を中心に、入院・手術保障を主とした基本設計、三大疾病保障を上乗せした設計ともに保険料を引き下げる。
(5)「生活習慣病重症化予防特約」の新設
高血圧性疾患や糖尿病といった生活習慣病による薬剤治療を受けた場合に給付金を支払う「生活習慣病重症化予防特約」を新設する。
1.商品ブランドコンセプト「ちょうど、ちゃんと、いい保険。」
同社は、「一生涯のパートナー」を掲げる第一生命グループの一員として“「あったらいいな」をいちばんに。”をミッションに掲げ、健康増進に資する商品・サービス等の提供を行っている。
今回策定した商品ブランドコンセプトには、「お客さまに無理のない保険料で納得の保障を提供したい」「お客さまの時間を大切にしたオンライン手続きの簡便さと、不安に寄り添える親身なサポートを提供したい」「いざというときには、スムーズな支払いでお客さまの安心と信頼に応えていきたい」という、「ネオdeいりょう」を通してお客さまに感じてもらいたい提供価値と、同社が実現したい「いい保険のかたち」への思いを込めている。
この商品ブランドコンセプトを掲げ、社員一人ひとりがお客さまの満足度向上・創造を追求し、お客さまの心身の健康と自己実現に貢献することを目指していく。
2.「ネオdeいりょう」の改定
(1)「短期入院10日給付特則」の新設
入院日数は短期化傾向にあるが、入院時の自己負担費用は必ずしも入院日数に比例するものではない。現在、短期入院でもまとまった給付金を受け取りたいというニーズに対応する商品として「入院一時給付特約」を取り扱っているが、入院日数によらずまとまった給付金を確保しつつ、日額給付と一時給付の保障の重複をなくし、効率よく入院に備える設計を可能とするため、10日以内の入院をした場合に入院給付金を一律10日分支払う「短期入院10日給付特則」を新設する。
※上記特則の新設に伴い、「ネオdeいちじきん」(正式名称:無解約返戻金型入院一時給付保険)については、2024年8月1日より新契約の取扱を停止する。
<給付内容>
「短期入院10日給付特則」を適用した場合、継続した1回の入院について、疾病入院給付金および災害入院給付金の支払額は以下のとおりとする。
●入院日数が10日以内の場合:入院給付金日額×10
●入院日数が11日以上の場合:入院給付金日額×入院日数
(2)「手術保障特則」の新設
これまで特約として提供してきた手術保障を主契約の特則とし、手術を受けた場合の給付金額を入院給付金日額に連動させるわかりやすい仕組みの「手術保障特則」を新設する。
※上記特則の新設に伴い、手術保障特約(2018)については、2024年8月2日より取扱を停止する。
(3)「死亡保障特則」の給付倍率の上限引き上げ
 死亡給付金の金額について、もう少し高額に設定できるようにしてほしいというお客さまのニーズに応えるため、死亡保障特則の給付倍率の上限を引き上げる。これにより、終身の死亡保障をより一層準備しやすくなる。
●60歳加入、三大疾病支払日数限度無制限特則適用、手術保障特則適用の場合
現行:男女とも100倍→改定後:男性150倍、女性200倍
(4)20~40代を中心とした保険料引き下げ
20~40代を中心に保険料を引き下げる。入院・手術保障を主とした基本設計、三大疾病保障を上乗せした設計ともに、現行よりも低廉な保険料で求められるようになる。
(5)「生活習慣病重症化予防特約」の新設
日本人の三大死因とも呼ばれる三大疾病のうち、心疾患、脳血管疾患の重大なリスク要因は高血圧性疾患や糖尿病等の生活習慣病であり、早期の段階での適切な治療や生活習慣の改善が重要である。そこで、生活習慣病の早期治療を促し、お客さまの健康を応援するため、高血圧性疾患や糖尿病といった生活習慣病により薬剤治療を受けた場合に給付金を支払う「生活習慣病重症化予防特約」を新設する。
・給付金:生活習慣病重症化予防給付金(支払額5万円(1回限り))

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