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アクサ生命、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を踏まえた取り組み状況を公表

アクサ生命は、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」を踏まえた取り組み状況を公表した。
1.はじめに
2023年2月、生命保険協会(以下、「生保協会」)において、生命保険各社が引き続きお客さま一人ひとりと真摯に向き合い、社会的使命を果たし続けることを後押しするため、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点(以下、「着眼点」)」が制定された。この「着眼点」は6つの項目で整理され、各種取組みを一連のものとして理解し、結び付けて実施していくことが重要である旨示されている。
同社は、以下2種類の営業職員チャネルを有し、それぞれの所属員を含む社員全員が、私たちのパーパス(存在意義)「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」に基づいて行動している。
<アクサCCIチャネル>
全国各地の商工会議所や商工会の共済制度や福祉制度の引受保険会社として、専門知識を持った専任の担当者(アクサCCIチャネルの営業社員)を通じて、経営者のリスク対策、事業承継対策、従業員の福利厚生プランの提案、健康経営※の実践支援などを行っている。
※「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標である。
<アクサFAチャネル>
ファイナンシャル・プランニングの知識を持つ専門の担当者(アクサFAチャネルのFA(フィナンシャルプランアドバイザー)職員)が、お客さまのライフマネジメント(R)へのアドバイスを通じて、お客さまのニーズに合わせたソリューションを提供する、付加価値の高いコンサルティングサービスを行っている。
※「ライフマネジメント(R)」はアクサ生命保険株式会社の登録商標である。
「着眼点」では、営業職員チャネルの特徴(強み)として、お客さまとの長期かつ強固な信頼関係を構築し、顧客本位の業務運営を体現していることを挙げている。一方で、その関係の緊密さゆえに公私の区別が曖昧となる、第三者のチェックが行き届かない可能性があるなど、特徴(強み)と表裏一体となるリスクが存在し、金銭詐取事案のような不適正事象を誘発する3つの要素(動機・機会・正当化=不正のトライアングル)を十分認識し、自社のリスクに応じた適切な態勢構築を進めることが重要とされている。また、生命保険協会は各社のコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化の後押を目的に、「着眼点」に関する各社の取組み状況等についてアンケート等による確認を実施した。その結果を踏まえ、2024年4月に「着眼点」の更新が行われている。
同社は昨年の着眼点を踏まえた取組み状況に関する公表以降も、2種類の営業職員チャネルにおいて、それぞれの特性に応じたコンプライアンス・リスク管理態勢の構築に取り組んできた。しかし、私たちが掲げたパーパスおよびビジョン「PayertoPartner」(アクサは保険金・給付金を支払うペイヤーの役割にとどまらず、お客さまの生涯に寄り添う「パートナー」となる。)を実現するためには、「着眼点」を参考に管理態勢のさらなる高度化を推進することが不可欠と考えている。ついては、「着眼点」を踏まえ同社がこれまでに実施してきた取組みと今後実施を予定している取組みを公表する。
2.「着眼点」項目ごとの同社取組み状況
(1)コンプライアンス・リスク管理態勢
(2)コンプライアンス・リスクの評価
(3)コンプライアンス・リスクに対するコントロールの整備・実施
(4)コンプライアンス・リスクのモニタリングおよび不適正事象の(予兆)把握時の対応
(5)コミュニケーション

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