三井住友海上あいおい生命、代理店による保険会社へのメール連絡に伴う情報漏えいが判明
三井住友海上あいおい生命は、同社が保険代理店業務を委託している自動車ディーラー代理店の一部において、当該代理店に保険代理店業務を委託している他の損害保険会社の社員等に、同社の顧客情報を含む電子メールを送信していたことが判明した。
1.事案の概要
自動車ディーラー代理店が、生命保険契約に関する契約者名等、顧客情報を含む電子メールを、当該代理店と取引のある複数の損害保険会社等の社員を宛先に入れて送信していたことが判明した。
2.判明の経緯
損害保険会社が保険代理店業務を委託する複数の自動車ディーラー代理店等において、顧客情報を含む電子メールが、他損害保険会社等の担当者に送信されていた事案を受け、同社の生命保険契約に関して同様の調査を行った結果、同社の顧客情報が含まれたメールを送信していた事例が確認された。
3.漏えいの影響
現時点(6月6日現在)で確認している顧客情報の漏えい(おそれを含む)に関する内容は以下のとおりである。調査を通じて、情報漏えいが確認された顧客には、公表等を通じて案内していく。なお、当該代理店において同メール発信は停止されており、現時点で情報が不正使用された事実は確認されていない。
(1)対象代理店数
同社が保険代理店業務を委託する自動車ディーラー代理店2社
※情報漏えいが確認された代理店に対しては、注意喚起を実施している。
(2)漏えいした顧客情報
氏名、保険会社名、保険種類、保険金額、保険料など
※口座情報、クレジットカード情報、および健康状態などのセンシティブ情報は含まれていない。