かんぽ生命、自然に関するスチュワードシップイニシアチブ「Spring」の投資家ステートメントにEndorserとして署名
かんぽ生命は、新たに設立された自然に関するスチュワードシップイニシアチブ「Spring」の投資家ステートメントにEndorser(注1)として署名した。
Springは、投資家がスチュワードシップ活動を通じて自然に対するポジティブな影響を生み出すためのイニシアチブで、国連が支持するPRI(責任投資原則)(注2)により設立された。Springは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させるという目標に、投資コミュニティが最大限の貢献をすることを目指しており、まずは生物多様性の損失の原因である森林喪失と土地劣化にフォーカスし、投資先企業等に働きかけていくこととしている。
同社は、PRIの署名機関であり、「投資家のスチュワードシップを通じて自然へのポジティブな影響を促進する」というSpringの目的を支持し、投資家ステートメントにEndorserとして署名することとした。
同社では、これまでも責任ある機関投資家として、投資先企業等の活動を通じた自然との関わりを認識し、「環境保護への貢献」を重視するとともに、投資判断や投資先企業との対話等において、自然資本や生物多様性を考慮してきた。
今回の署名もふまえ、資産運用を通じた自然・環境問題の解決への貢献をさらに積極的に図っていく。
(注1)Endorserは、投資家ステートメントへの署名により、公式にSpringを支持(Endorse)するPRI署名機関。かんぽ生命はEndorserであり、Springにおけるエンゲージメント活動には参加していない。
(注2)PRI(責任投資原則)は、投資を通じてESG(環境、社会、企業統治)に関する責任を果たすための国際的な枠組みであり、世界の多くの機関投資家が署名している。