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かんぽ生命、日本国が発行するGX経済移行債へ投資

かんぽ生命は、日本国がGX(※)経済移行債として発行するクライメート・トランジション利付国債への投資を実施した。本債券は、国際標準への準拠について評価機関からの認証を取得した、世界で初めて国が発行するトランジション・ボンド。
日本政府は、2050年の温暖化ガスの排出実質ゼロを実現するため、官民で150兆円の脱炭素投資を目指している。それに先がけて政府が今後10年間で20兆円規模の先行投資を行うために発行される国債がGX経済移行債である。本債券の発行による調達資金は、日本のGXに資する施策としてGX推進戦略に定められた分野から、同戦略に定められた条件を満たす事業に対する研究開発資金や補助金プログラム等に充当される。
同社は、お客さまから預かった保険料をもとに、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上を目指したサステナブル投資を推進している。今後も、「Well-Being向上」、「地域と社会の発展」、「環境保護への貢献」を重点取り組みテーマとし、かんぽ生命らしい”あたたかさ”の感じられる投資を通じて、広くSDGsの目標達成や社会課題の解決に貢献していく。
※グリーン・トランスフォーメーションの略。化石エネルギーを中心とした産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する取り組みのことをいう。

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