明治安田、京急電鉄が「人・健康」を共創理念に包括連携協定を締結
明治安田生命は、京浜急行電鉄株式会社(以下「京急電鉄」)と、幅広い分野での包括連携協定を締結した。
本協定の締結により、日本で一番最初に生まれた生命保険会社である明治安田と、関東圏で現存する私鉄では電気鉄道として最古である京急電鉄が、「人・健康」を共創理念とし、沿線地域の活性化や、地域住民および両社従業員の健康増進などに取り組み、新しい価値を創出することで、社会的価値向上をめざす。
具体的には、明治安田で展開している「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」と、京急電鉄で展開しているエリアマネジメント構想「COCOON(コクーン)Project」とのコラボレーションによる健康増進イベント等を開催し、京急電鉄沿線の幅広い世代へ健康増進の機会を提供する。
また、関係各方面との広範な連携を活用して、京急電鉄沿線地域の住民のコミュニケーション機会を提供する活動や、主要ターミナル駅での健康測定会実施など、地域住民および両社従業員のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に向けた取組みを推進することで、安心して健康に暮らせるまちづくりに貢献する。
1.連携協定締結内容について
(1)名称
明治安田生命保険相互会社と京浜急行電鉄株式会社の包括連携協定
(2)主な連携事項
1.健康維持・健康増進に関すること
2.スポーツ振興に関すること
3.地域の活性化・まちづくりの推進に関すること
4.産業振興および観光振興に関すること
5.沿線エリアでの両社の認知度および好感度の向上に資すること
6.沿線住民および両社職員のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の実現に資すること
7.その他、地域社会の持続的な発展に関すること
2.各社のプロジェクトについて
■明治安田「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」
明治安田は10年計画「MY Mutual Way 2030」において、「10年後(2030年)にめざす姿」を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定めた。この「10年後(2030年)にめざす姿」の実現に向け、「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」の2「大」プロジェクトを全社横断の取組みとして展開している。これらのプロジェクトでは、お客さまや地域のみなさまの心身の健康づくりや、豊かな地域づくりへの貢献を通じて社会的価値を創出するとともに、新たなお客さまとの接点拡大に取り組んでいく。
■京急電鉄「COCOON(コクーン)Project」
都内、川崎、横浜、三浦半島など、京急沿線の各エリアの魅力を発信し、移動を便利にするプロジェクトで、各エリアで活動する地域のプレイヤー(COCOONファミリー)とともに、各エリアを自由に移動し、滞在する「あたらしいすごしかた提案」に取り組んでいる。
京急電鉄のおトクなきっぷや、各エリアのアクティビティやイベント、目的地までの最適な移動手段の予約・決済など、京急沿線をワンストップで便利に楽しむ、様々な機能を提供している。
3.今後の取組みについて(予定)
(1)COCOON(コクーン)と連携して健康増進に向けたイベントを実施(2024年4月)
京急電鉄沿線の各エリアで、ウォーキング・スポーツイベントや、健康測定会などのイベントを開催し、幅広い世代へ健康増進の機会を提供
(2)新たなコミュニケーション機会の創出
・京急電鉄が横浜市金沢区内に保有する施設に、コミュニティールームを開設し、健康測定機を使った健康測定会や、「がんセミナー」の開催
・京急電鉄沿線の自治体と協働で近隣住民の新たなコミュニケーション機会を創出
(3)京急電鉄の主要ターミナル駅で健康測定会を実施
生活動線上にある駅において、血管年齢計や、ベジチェック(R)などの機器を使った健康測定会を実施する。京急電鉄社員や駅を利用するお客さまに、仕事や買い物などのついでに、自分の健康状態を知ってもらい、幅広い世代へ健康増進の機会を提供