住友生命、2024年社長年頭挨拶
住友生命は1月4日、2024年社長年頭挨拶(役職員向け挨拶要旨)を下記のとおり公表した。
◇この度の、令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨年を振り返ると、コロナ禍からポストコロナへと移行した時代の転換点でした。
当社としても「住友生命グループVision2030」を策定し、「ウェルビーイングに貢献する『なくてはならない保険会社グループ』」という2030年時点の「ありたい姿」の実現に向け、新しい時代を作るべく歩み出した年でした。
迎えた2024年は、「甲辰(きのえ・たつ)」=「成功という芽が成長し、姿を整えていく」というような意味があります。2030年に向けた歩みを進めるため、今年の重要なキーワードは、「for your well-being」で、この言葉に込めた意味を2つ伝えたいと思います。
「for your well-being」
<一人ひとりのウェルビーイングに寄り添っていく>
1つ目は、相手本位で物事を考え、私たち自身から積極的に寄り添い変わっていくことです。
一人ひとり異なるウェルビーイングに貢献し続けるためには、自分たちの可能性を広げていくことが不可欠です。2024年は4つのシン「信・深・新・進」のうち、「新」に一層注力する年にしたいと思います。一緒に働く多くの「新」しい仲間を迎え、「新」たなお客さまを増やし、「新」たな未来への扉を開くべく、「新」に積極的に挑戦していきましょう。
<他の誰かのためにこそ、本当の力を発揮できる>
2つ目は、私たちは、他の誰かのためにこそ、より力を発揮できるということです。
住友グループの根底にある「利他」の精神に立ち返り、より一層ウェルビーイングの新しい価値を提供してほしいと思います。
今般の地震などの災害も含め、お客さま、仲間、そして地域にどう寄り添っていくのか、さまざまな不安を感じておられるときだからこそ、丁寧で親身な情報提供、迅速な手続きを進め、「社会公共の福祉に貢献する」という私たちのパーパス(存在意義)に則って行動していただきたいと思います。2024年はこうした「for your well-being」の取組みを共に進めていきましょう。
健康増進型保険“住友生命「Vitality」”を核に、お客さま・社会のウェルビーイングへの貢献に向けて引き続き前に進んで行きましょう。この1年が「新」への挑戦を通じて、「住友生命グループ Vision2030」に向けた基盤を築いた年となることを心より祈念して、新年の挨拶とさせていただきます。
2024年1月4日 取締役 代表執行役社長 高田 幸徳