日本生命、PRI(国連責任投資原則)理事に再任
日本生命の木村武氏は、PRI(国連責任投資原則)の理事に再任した。現在の任期は2023年末をもって終了し、2024年1月から新たな任期(3年間)が始まる。
PRIは、責任投資のベストプラクティスの形成を牽引する国際イニシアティブである。現在、世界で5,300を超える機関投資家がPRIに署名しており、これら署名機関全体の資産運用総額は120兆米ドルを超える。同社は2017年3月にPRIに署名した。
同社の木村氏は2021年7月に、保険会社から世界で初めてPRIの理事に就任し、今般、世界の署名機関による選挙によって、アジア唯一の理事として再任した。今後、PRIの「次期戦略計画(2024-27)」や署名機関の責任投資活動の進展を支援するための「Progression Pathways」の設計に貢献していく。
同社は、今年10月にPRIが東京で開催した年次カンファレンス「PRIin Person2023」のリードスポンサーを務めた。今後も同社は、責任投資の高度化と進展に努めるとともに、PRIなどの国際イニシアティブと連携し、持続可能な社会の実現に貢献していく。