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第一生命、内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業で世界初フィルム型ペロブスカイト太陽電池による高層ビルでのメガソーラー発電を計画

「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」(以下、本事業)を推進する第一生命、中央日本土地建物株式会社、東京センチュリー株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社及びTF内幸町特定目的会社※1(以下、本事業5社)は2022年3月24日に内幸町一丁目街区北地区及び中地区の事業者と共同で発表した「TOKYO CROSS PARK構想」に基づき、CO2排出量実質ゼロの実現に向けた取組みを進めている。
この取組みの一環として、積水化学工業株式会社が開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池(以下、PSC※2)を東京電力ホールディングス株式会社と共同により、本事業で建設予定の建物(サウスタワー)のスパンドレル部※3の外壁側内部に設置し、都心部におけるエネルギー創出の最大化およびエネルギーの地産地消の促進に取り組むことにした。
従来の太陽電池(以下、PV)は耐荷重や風圧への対応、高額な更新コストなどの課題があり高層ビルなどでの設置が進んでいなかったが、今般、次世代の太陽電池であるPSCの「薄い」「軽い」「曲げられる」などの特徴を活かした新たな設置方法を考案したことにより、技術的・経済的な課題を解決できる見込みとなった。
サウスタワーでのPVの発電容量は定格で1,000kW超を計画しており、実現すると世界初の「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定。(発表時点)
本取組みは、これまでPV設置が限定的であった都心部において、PV利用の可能性を飛躍的に拡大し、カーボンニュートラルな社会の実現に大きく貢献するものと考えている。
本事業5社は、引き続き「TOKYO CROSS PARK構想」に基づき、カーボンニュートラル社会の実現に向けて取り組んでいく。
※1 TF内幸町特定目的会社は、東電不動産株式会社が出資する特定目的会社。
※2 Perovskite Solar Cellの略
※3 本計画では、ビルの各階の床と天井の間に位置する防火区画に位置する外壁面。

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