かんぽ生命、大学VCとして初めてのインパクトファンド「KII3号インパクト投資事業有限責任組合」へ出資
かんぽ生命は、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(以下「KII」)が組成する大学発ベンチャーキャピタルとして初めてのインパクトファンド「KII3号インパクト投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)への投資を実施した。
本ファンドは、かんぽ生命と学校法人慶應義塾(以下「慶應義塾」)が締結した「Well-Being向上とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けた連携・協力に関する覚書」に基づき、慶應義塾オフィシャルベンチャーキャピタルであるKIIを中心に検討を進め、組成された。
アカデミア発の医療・健康領域、デジタル・テクノロジー領域を投資対象とし、インパクト投資(※)を通じて、社会的リターンと経済的リターンの両立を目指す。
かんぽ生命は、アカデミアの持つ革新的な技術・事業への投資は、中長期的な投資成果の向上と持続可能な社会の実現に資するものと考えている。加えて、すべてのステークホルダーの皆さまに対する社会的責任を果たすという観点から、「Well-being向上」をESG投資における重点取り組みテーマのひとつとして位置付けている。
今後も、「Well-Being向上」、「地域と社会の発展」、「環境保護への貢献」をESG投資の重点取り組みテーマとし、かんぽ生命らしい”あたたかさ”の感じられる投資を通じて、広くSDGsの目標達成や社会課題の解決に貢献していく。
※インパクト投資
財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトを生み出すことを意図する投資行動
<本ファンドの概要>
名称:KII3号インパクト投資事業有限責任組合
運用会社:株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
投資分野:医療・健康領域、デジタル・テクノロジー領域
コンセプト:「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指し、医療・健康などの課題解決に取組む大学発ベンチャー企業にインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指す。
同社投資額:100億円(最大)