明治安田生命、「明治安田ホール福岡」への投資をポジティブ・インパクト不動産投資に選定
明治安田生命は、「ひとに健康を、まちに元気を。」をテーマに「明治安田ヴィレッジ」として8月に開業した「明治安田ホール福岡」への投資を、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEPFI)が提唱する「ポジティブ・インパクト不動産投資」に選定した。
同社は、SDGsにおける社会課題のうち、特に注力する優先課題の一つに「健康寿命の延伸」を掲げており、「みんなの健活プロジェクト」を通じて、お客さまや地域のみなさまの健康づくりをサポートしている。「明治安田ホール福岡」の運営を通じ、福岡県など地元自治体が推し進める「健康寿命の延伸」への貢献をめざす。
また、同社がさらなる取組みが必要な優先課題と位置付けている「環境保全・気候変動への対応」の一環として、「明治安田ホール福岡」で使用する電力の100%を、水力や地熱を由来とする地産地消型の再生可能エネルギーで賄うこととした。
引き続き同社は、責任ある機関投資家として、社会的価値と経済的価値の双方を創出できるインパクト投融資を通じ、社会的インパクトの創出・拡大を推進していく。
なお、本取組みでは、CSRデザイン環境投資顧問株式会社より、ポジティブ・インパクト不動産投資フレームワーク等との整合性や、特定したインパクトおよびその評価指標の妥当性等について、第三者意見を取得している。
【本ポジティブ・インパクト不動産投資の概要】
・面積約240平方メートル、シアター形式240席、スクール形式120席を収容するホールを新設
・「こころの健康」や「からだの健康」に関するイベントを定期的に開催し、地域住民の健康への意識向上や健診受診率の引き上げを通じて、健康寿命の延伸を後押し
・ホールの電力消費量の100%について地産地消型の再生可能エネルギーを導入