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朝日生命、投資用ビルの使用電力の再生可能エネルギー切替えおよび環境認証を取得

朝日生命は、サステナビリティ経営方針にもとづく持続可能な社会の実現に向けて、不動産運用における気候変動対策に取り組んでいる。
1.投資用ビルの使用電力を再生可能エネルギー由来に切り替え完了
同社がテナントに賃貸する投資用ビルにおいて使用する電力(※1)を再生可能エネルギー由来(※2)に切り替える取組みを2021年度より進めてきた。
この度、対象とするすべてのビル140棟(※3)について切り替えが完了した。これにより一般家庭約2万世帯分に相当する年間消費電力量約8,350万kWh(2021年度実績ベース)が再生可能エネルギー由来に切り替わった(※4)。
※1:共用部およびテナント様が使用する専有部を含めたビル全体の使用電力を対象としている。
※2:各電力会社が提供するCO2フリーの再エネ電力プランを利用している。
※3:同社が契約主体となっていない一棟貸ビルや一部の共同ビルは除く。
※4:同社が2050年度ネットゼロを目標とする温室効果ガス排出量に換算すると約4万t-CO2eに相当する削減量と試算している。
2.「SEGES(シージェス、社会・環境貢献緑地評価システム)」の認定取得
同社が発注者として推進する建設プロジェクト「社宅建替え及び有料老人ホーム新築工事〈あさひの杜国立〉」において、公益財団法人都市緑化機構が運営する認証「SEGES」の『つくる緑』に認定された。敷地内の緑化や自治体へ提供する公園の整備、地域住民に開放する緑道の設置等の計画が評価されたものである。なお、生命保険会社によるSEGES認定の取得は初となる。
※SEGES(Social and Environmental Green Evaluation System:社会・環境貢献緑地評価システム)とは、企業等によって創出された良好な緑地と日頃の活動、取り組みを評価し、社会・環境に貢献している緑地であると認定する制度である。認定は「そだてる緑」「都市のオアシス」「つくる緑」の3シリーズがあり、「つくる緑」とは開発・建築に伴う優良な緑地環境計画を認定する制度である。
3.「CASBEE(キャスビー、建築環境総合性能評価システム)」の認定取得
同社が保有する多摩本社ビルおよび新宿エルタワーにて「CASBEE不動産認証」Aランクを取得した。また2022年に福岡市内に竣工した朝日生命薬院ビルでも、「CASBEEウェルネスオフィス認証」Aランクを取得している。今後も、第三者機関の環境性能評価を通じて、保有不動産の環境負荷低減に関する取り組みの見える化、有効性の検証を行っていく。
※CASBEE(建築環境総合性能評価システム)は建築物の環境性能を第三者機関が評価し格付けする手法である。その中でもCASBEEウェルネスオフィス認証は省エネ性能のほか、建物利用者の健康性・快適性等についても評価する。またCASBEE不動産認証は竣工後1年以上経過した既存建築物の環境性能等を評価するものである。
同社では、引き続き、経営の基本理念「まごころの奉仕」のもと、サステナビリティ経営を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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