第一生命、責任投資活動報告2023公表
第一生命は同社の責任投資(ESG投融資およびスチュワードシップ活動)に対する基本的な考え方や具体的な取組みについて、保険契約者・株主・取引先・地域社会等、全てのステークホルダーに伝えるために、「責任投資活動報告2023」を作成した。
同社は、日本全国のお客さまから預かった資金を幅広い資産で運用する「ユニバーサル・オーナー」として、運用収益の獲得と社会課題解決の両立を目指し、ESG投融資とスチュワードシップ活動を両輪とした責任投資を推進している。2024年度までの中期取組方針のもとでは、引き続き投融資の拡大を通じた社会へのポジティブインパクトの創出に貢献しつつ、気候変動問題への対応を責任投資における最重要課題と位置付け、投融資やスチュワードシップ活動を通じた温室効果ガス排出量削減への貢献や、投融資先企業の脱炭素化取組みの促進などに取り組んでいる。
今回の責任投資活動報告では、第一生命グループが2023年8月に公表した「ネットゼロ移行計画」にも触れながら、機関投資家としての脱炭素社会実現等に向けた取組みをまとめるとともに、近年強化している人権尊重や自然資本などのテーマに関する取組内容の記載を充実させ、同社の責任投資全般について具体的な例も示しながら取りまとめている。
同社は引き続き、責任投資を通じて、すべての人々の幸せの前提となる持続可能な社会の実現に向けて、ステークホルダーの皆様とともに社会課題の解決に貢献していく。