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みどり生命、コロナ禍における葬儀に関するアンケート調査結果 第3弾

ベルコとベルコグループ企業であるみどり生命は、コロナ禍により葬儀の簡素化が進んだと言われている中、コロナ禍3年間における葬儀の実態を把握すべく、この間に「喪主(喪主に準じた立場の人を含む)となった人」、同「葬儀に参列した人や葬儀経験のない人」に対する意識アンケート調査を実施し、合計1,768名から回答を得た。
◆コロナ禍の葬儀に関するアンケート調査の概要
・調査対象
全国40歳以上で過去3年以内に喪主等経験あり、同葬儀参列経験あり・なしを事前に確認した後、
「喪主等経験層」と「喪主等以外層」に分けて具体的なアンケートを実施
・調査方法
インターネット調査
・調査期間
2023年6月20日~2023年6月29日まで
・調査会社
ジャストシステム株式会社
・回答人数
喪主等(喪主に準ずる立場の人を含む)経験層 878名
喪主等以外層(喪主等以外の葬儀参列経験あり・なし) 890名
合計 1,768名
※ 本調査結果の百分率表示は小数点第2位で四捨五入を行っているため、合計しても100%にならない場合がある。
Ⅰ.コロナ禍で実際行われた葬儀と今後想定される葬儀では大きな違い
今回のアンケートでは、「喪主等経験層」と「喪主等以外層」にわけて実施しているが、葬儀(形態)に関しては、実際の葬儀、今後の想定される葬儀など、各々以下の質問を行った。
<喪主等経験層>
①コロナ禍(3年間)に実際に執り行った葬儀
②コロナ禍でなければ執り行いたい葬儀
<喪主等以外層>
③もし喪主等になったら執り行いたい葬儀
④自身が希望する葬儀
その結果、「一般葬」の回答比率に喪主等経験層(30%台)と喪主等以外層(10%以内)で大きな差異が認められた。しかし、想定の質問となる②、③、④については、一般葬の回答比率減少分が他の葬儀形態に移行したというより、「特に希望はない/わからない」という回答が増えている結果となった。
<対象>質問項目/一般葬比率/家族葬比率/特になし比率
<喪主等経験層>
①実際の葬儀/34.4%/55.1%/-
②コロナ禍でなければの葬儀/31.1%/47.9%/11.8%
<喪主等以外層>
③もし喪主等になった場合の葬儀/8.7%/48.2%/28.7%
④自身が希望する葬儀/7.3%/45.2%/23.7%
※ 葬儀形態のうち、回答比率の高い一部のみ抽出して掲載
Ⅱ.葬儀の事前準備は「喪主等」と「喪主等以外」ともに大半は「事前準備なし」という結果に
喪主等および喪主等以外の人に葬儀の事前準備の有無を聞いたところ、双方ともに「事前準備なし」が過半数以上を占める結果となった。
Ⅲ.コロナ禍の葬儀簡素化傾向に対する意識にも喪主等と喪主等以外では大きな違い
今回のアンケートでは、喪主等および喪主等以外の人に「コロナ禍で認められた葬儀の簡素化傾向」についての考えを聞いている。その結果は、喪主等経験層と喪主等以外層では、以下のように回答傾向には大きな違いが認められた。
①喪主等経験層で喪主等以外層と比較して多かった回答は、コロナ禍という現状を理解した上での葬儀であったと思われる「葬儀の簡素化は流行っているので仕方がない(38.5%)」「コロナ禍は参列者への配慮からやむを得ない(46.8%)」であった。
②喪主等以外層で喪主等経験層と比較して多かった回答は、今後、自らが経験するであろう葬儀を意識されているのか、「故人の遺志を尊重すべき(34.8%)」「遺族の考えを尊重すべき(32.5%)」であった。

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