SOMPOひまわり生命、AIを活用した対面営業支援システムで特許取得
SOMPOひまわり生命は、2018年3月から活用している、AIを活用した対面営業支援システム「Canvas」がビジネスモデル特許を取得した。
1.特許概要
お客さまとの面談で蓄積したデータ(使用した資料、話題の順番、お客さまの評価等)をAIで分析、その結果に基づき、お客さまとのコミュニケーションに応じた適切な話題や質問を適切なタイミングでレコメンドする機能等を実現した対面営業支援システムが、ビジネスモデル特許を取得した。
2.開発の背景
同社は、お客さまの万が一の備えに加え、毎日の健康を応援する「健康応援企業」の確立をビジョンに掲げ、保険本来の機能(Insurance)に健康をサポートする機能(Healthcare)を加えた「Insurhealth(R)(インシュアヘルス)」を、新たな価値として提供している。
お客さまの夢や将来像を共有し、同社の直販社員であるライフカウンセラーが最高品質のコンサルティングを展開することで、豊かな生活や夢の実現をサポートすることを目的に、「Canvas」を開発した。
「Canvas」を活用することで、モバイル端末を活用したお客さまへのライフコンサルティングが可能である。
3.「Canvas」の特徴
(1)お客さまに合わせた情報をタイムリーに提供
(2)家族構成などに合わせて資料が変化、社会保障をわかりやすく説明
(3)音声を活用し、スムーズな面談を実現
4.今後の展開
生命保険を通してお客さまの一生涯をサポートするには、お客さまの実情を把握し、社会保障制度などの周辺知識に関する説明を十分に実施することが必要である。
今後も同社は、お客さまに寄り添ったライフコンサルティングを展開し、最高品質の商品・サービスを提供することで、社会に貢献していく。