かんぽ生命、新規契約の申し込み時に保険料を多く受け取っていたことが判明
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かんぽ生命は、新規契約の申し込み時において、窓口払込み※1により保険料を全期前納※2した契約の一部に、より保険料が少なくて済む「口座払込み」が適用できた契約があることが判明したことを報告した。
ついては、対象の契約にかかるお客さまには「口座払込み」の保険料との差額を返金する。
※1 金融機関の払込票または郵便局の窓口で保険料を支払う方法
※2 保険料払込期間のすべての保険料をまとめて支払うこと
1.事象の概要
新規契約申し込み時に窓口払込みにより保険料を全期前納された契約のお客さまに対して、より保険料が少なくて済む「口座払込み」による全期前納保険料の払込方法等の説明ができていなかった可能性がある。
2.対象契約
2022年4月1日(金)から2023年6月30日(金)※3までの間に新規契約の申し込み時に窓口払込みにより保険料を全期前納された保険契約者(対象契約:約12,000契約)
※3 新規申し込み時にシステムサポートによる再発防止策を実施する日の前日
3.お客さま対応
6月12日(月)以降、上記2の対象契約の保険契約者さまにおわび状を順次発送する。また、6月15日(木)以降、対象契約の保険契約者の口座※4へ「口座払込み」の保険料との差額を順次返金※5する。
※4 同社へ口座の登録をされていないお客さまは返金先の口座を個別確認する。
※5 返金額は保険契約者あてのおわび状でお知らせする。2023年3月末時点で平均額は348円となる。
4.発生原因および再発防止策
かんぽ生命の本社による、全期前納保険料の払込方法に関しての社員への研修内容が十分ではなかったことが原因としている。