大同生命、「新規顧客・販路の開拓」について調査したレポートを公表
大同生命は、全国の中小企業経営者を対象としたアンケート調査「大同生命サーベイ」を、2015年10月から毎月実施している。
今般、「新規顧客・販路の開拓」について調査した2023年4月度レポートを公表した。
1.「新規顧客・販路」の開拓状況
・新規顧客・販路の開拓に「取り組んでいる」と回答した企業は53%となった。
2.「新規顧客・販路」の開拓に取り組んだ効果
・新規顧客・販路の開拓に取り組んだ効果としては、「新たな顧客のニーズが把握できた」が38%と最も多く、次いで「自社の強みや弱みが把握できた」が35%となった。
3.直近1年間の売上に占める「新規顧客・販路」の割合
・直近1年間の売上に占める「新規顧客・販路」の割合は「5%以上」が27%となり、過去調査(2020年1月・2022年4月)と比べ、低下している。
・理想とする水準とも一定のギャップがあり、ポストコロナにおいて経営環境が変化する中で、「新規顧客・販路の開拓」が十分に進んでいない状況がうかがわれる。
4.「新規顧客・販路」を開拓するうえでの課題
・新規顧客・販路を開拓するうえでの課題として、「人材不足」が41%と最も多くなった。