日本生命、東京都と「サステナブルファイナンス活性化に向けた連携協定」を締結
日本生命と東京都は、以下のとおり「サステナブルファイナンス活性化に向けた連携協定」を締結した。なお、東京都との当協定の締結は生命保険業界初の事例であり、同社にとっても、都道府県とサステナブルファイナンスに関する連携協定を締結するのは今回が初めてとなる。
同社は、生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、ESG投融資を強化しており、その一環として、大企業のみならず、全国各地の中堅・中小企業へのESG融資に積極的に取り組んでいく。
こうした背景から、この度、同社は東京都が展開する「金融機関と連携したサステナビリティ経営促進事業※」の趣旨に賛同し、当協定を締結のうえ、以下の連携事項について東京都と相互に連携することで合意した。
※ 都内中堅・中小企業のサステナビリティ経営への転換を後押しすることを目的に、金融機関と連携してサステナブルファイナンスの導入を促進する事業で、東京都が都内中堅・中小企業に対して、サステナビリティ・リンク・ローンを調達する際に発生する外部評価業務等の費用の一部を支援するもの。
◆当協定に基づく連携事項
①「金融機関と連携したサステナビリティ経営促進事業」の推進
②中堅・中小企業に対するサステナビリティ経営促進に向けた情報提供
③東京都とのサステナブルファイナンス取組事例等に関する情報共有