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アフラック生命、アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度2023年度の新規奨学生170名を募集

アフラック生命は、今年で28年目を迎える「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」の2023年度新規奨学生を2022年11月1日(火)から2023年2月28日(火)まで募集する。「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」は高校生を対象とした、小児がんを経験した子どもと親をがんで亡くした子どもの夢を応援する奨学金制度で、2023年度の募集人数は小児がん経験者奨学金で30名、がん遺児奨学金で140名の合計170名である。
1.アフラック小児がん経験者・がん遺児高校生向け奨学金制度について
同社の社会貢献活動の大きな柱の一つである本奨学金制度は、親等の生計維持者をがんで亡くし、経済的理由から修学の機会が狭められている高校生への支援を目的として、1995年に同社販売代理店組織である「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で設立したもので、今年で28年目を迎える。2014年からは小児がんを経験した高校生にまで対象を広げて運営している。累計の奨学生数は2022年度の新規奨学生を含め3,317名にのぼり、累計の奨学金給付額は20億円(2021年度末)を超えている。
2.奨学生の声(抜粋)~経済的困難から夢をあきらめないために~
・「奨学金を受験対策に利用する小論文対策書や面接の参考書、筆記用具などに活用させていただき、志望校に合格することができました。ひとり親の母に代わって家事をする両立に四苦八苦しましたが、亡き父と約束した看護学科合格という夢につなげることができました。どんなに苦しい境遇でも、夢を大切にしていればかなうことに気づかされました。
先生方だけでなく、家族や友人、地域の方々の多くの支えがあり、周りの支えがあるからこそ困難な道も乗り越えられるということを教えてくれました。」(がん遺児奨学生)
・「栄養士になりたいという夢と小学校から続けてきた空手を高校の部活動で生かすため、選んだ高校です。昨年の夏に放射線治療が原因による臼蓋形成不全と診断され、痛みが始まると一人では移動ができず、現在、空手はお休みしていますが、栄養士になる夢はあきらめたくなく、勉強に重点を置き、成績は上位に入るほどになりました。晩期合併症と向き合いながらの生活は簡単ではなく、つらいこともたくさんありますが、ご支援くださるたくさんの方々がいること、いつも支えてくれる家族が近くにいることを忘れず、感謝の気持ちをもってがんばっています。」(小児がん経験者奨学生)
最も長くがんと向き合い、最も多くのがんと闘う方々を応援してきた「がん保険のパイオニア」として、同社は、がんと向き合う方々を取り巻く、身体的・医学的な問題、精神的・心理的な問題、さらには就労や経済面を含めた社会的課題を包括的かつ総合的に解決するために、患者とその家族を中心に、医療者、職場・学校、行政、民間団体、企業などさまざまなステークホルダーが連携・協業するためのプラットフォーム「キャンサーエコシステム」の構築に取り組んでいる。
本奨学金制度を通じた高校生への支援もこうした「キャンサーエコシステム」の取り組みの一環であり、社会と共有できる価値を創造するCSV(Creating Shared Value、共有価値の創造)経営の実践そのものであると考えている。同社は、これからも社会的課題の解決に向けて新たな価値を創造することで、持続的な成長を目指していく。

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