SBI生命、資本金および資本準備金の減少を決議
SBI生命は、資本政策の柔軟性および機動性の確保、ならびに財務体質の改善を目的として、10月31日の取締役会において、資本金および資本準備金の減少を行うことを決議した。なお、本件は11月15日に開催予定の臨時株主総会にて決議された後、保険業法の規定に従い、内閣総理大臣の認可を前提に2023年2月6日の効力発生を予定している。
◆減資の概要
(1)減少する資本金および資本準備金の額
資本金の額47,500百万円のうち32,500百万円を減少させ、その他資本剰余金に振り替え、資本金の額を15,000百万円とする。加えて、資本準備金の額26,500百万円のうち23,500百万円をその他資本剰余金に振り替え、資本準備金の額を3,000百万円とする。
(2)剰余金処分の内容
(1)の振替後のその他資本剰余金を、繰越利益剰余金に振り替えることにより、2022年3月末時点の繰越利益剰余金の欠損額51,035百万円を全額解消する。振替後のその他資本剰余金は、4,964百万円となる見込みである。