日本生命、オフサイトコーポレートPPA方式による再生可能エネルギー導入の開始
日本生命は、脱炭素社会の実現に向け、関西電力株式会社(以下「関西電力」)およびKPRE合同会社(以下「KPRE」)と、日本生命専用の太陽光発電設備を設置するオフサイトコーポレートPPA※1(Power Purchase Agreement)を締結した。
同取り組みでは、KPREがする敷地外(20地点)にある太陽光発電設備で発電した再生可能エネルギー電力を、関西電力経由で、日本生命の本店※2(本館・東館・南館)およびコンピュータセンターに供給する※3。これまで営業拠点等の敷地内での太陽光発電に取り組んできたが、敷地外での発電設備設置は同社初となる。なお、同取り組みは、2022年9月21日、経済産業省の「令和4年度予算需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に採択されている。
同社は「SDGs達成に向けた同社の目指す姿」の柱の一つとして「持続可能な地球環境の実現」を掲げ、事業活動領域でのCO2排出量を2030年度に51%以上削減(2013年度比)、2050年度にネットゼロとすることを目指しており、同取り組みを通じ、さらなる環境負荷の低減を進めていく。
※1 コーポレートPPAは、電力需要家、発電事業者および小売事業者での契約に基づく、発電電力および環境価値の供給・調達方法である(同取り組みでは、日本生命が電力需要家、KPREが発電事業者、関西電力が小売事業者に該当)。オフサイトコーポレートPPAでは、電力需要家の敷地外に発電設備を設置し、電力供給を行う。
※2 本店では、同取り組みに加え、関西電力の再生可能エネルギー指定の非化石証書を活用したCO2フリーの電気料金メニュー「再エネECOプラン」を採用することで、実質再エネ100%を実現する。
※3 2023年4月(予定)から順次受電を開始し、約20年間(最後に電力供給を行う発電設備の供給開始日が起点)にわたり調達することを想定している。