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太陽生命、「東京都住宅供給公社」が発行する「ソーシャルボンド」への投資を実施

太陽生命は、ESG投融資の一環として、東京都住宅供給公社(以下、「同公社」)が発行するソーシャルボンド(以下、「本債券」)への投資を決定した。
同社が投資する本債券の調達資金は、同公社の展開する住宅事業に活用され、少子高齢社会や環境問題への対応、防災性の向上、地域コミュニティの活性化など、東京都が抱える社会的課題の解決や、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する。
なお、本債券は株式会社格付投資情報センターR&Ⅰより、セカンド・パーティ・オピニオンを取得し、国際資本市場協会(ICMA)が定義する「ソーシャルボンド原則2020」に適合していると認められている。
<本債券の発行概要>
発行体:東京都住宅供給公社(R&Ⅰ格付け:AA)
名称:ソーシャルボンド
発行総額:60億円
償還期間:20年
SDGs:本債券によって調達された資金は、同公社の事業を通じて、SDGsの下記目標の達成に貢献する。
同社は、2007年3月に日本の生命保険会社として初めて「責任投資原則(PRI)」に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行っている。今後とも、責任ある機関投資家として、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めていく。

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