大樹生命、米州開発銀行が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」へ投資
大樹生命は、米州開発銀行(Inter-American Development Bank、以下「IDB」)が発行する豪ドル建サステナブル・ディベロップメント・ボンドへの投資を実施した。
IDBグループは、中南米・カリブ海加盟諸国における貧困と不平等の削減、そして地域の持続可能な成長の実現を目指している。また、IDBグループはこの目標実現のために6つの戦略的優先分野を定めており、本債券への投資はその一つである「気候変動と環境の持続可能性」に関連する取組みを支援するものである。
森林が気候変動による影響への緩和と適応、生物多様性の維持、また経済の発展において重要な役割を果たすためには、持続可能な方法で管理・保護されることが必要である。しかしながら、中南米地域の熱帯雨林では開発に加えて近年では火災が多発するなど、森林面積減少に拍車がかかっている。本債券によって調達された資金は、各国において荒廃した森林を回復させ既存の森林を保護するための、持続可能な農業の導入・拡大、森林資源管理システムの向上、持続可能な農村・森林開発を促進するための各種研究などを始めとする、IDBによる中南米・カリブ海加盟諸国の経済・社会発展のためのプロジェクトに充当される予定である。
◆本債券の概要
・発行体
米州開発銀行
・格付け
AAA(S&P)/Aaa(Moody’s)
・発行総額
40百万豪ドル
・償還期間
15年