日本生命、「モチベーションクラウド」を導入
日本生命は、企業価値向上に資する人的資本の強化に向け、「モチベーションクラウド※1」(以下「同サービス」)を導入する。
※1:株式会社リンクアンドモチベーション(以下「L&M社」)が運営するクラウドサービス。延べ9,360社269万人以上(2022年6月30日時点)という、国内最大級のデータベースを基に組織状態を可視化・数値化し、企業の従業員エンゲージメント向上を支援する。
同社はこれまでも「従業員の声を取り入れ、進化し続ける」取り組みとして、2002年度より20年間、職場環境などに係る従業員一人ひとりの意識実態について社内独自の調査を実施し、従業員エンゲージメントの向上に取り組んできた。今後は同サービスを導入し、これまで以上に客観的かつ精緻な調査を行い、より実効的な改善策の策定を目指していく。
少子高齢化などの社会課題や多様化するお客様ニーズへの対応が求められる中、引き続き同社が成長し続けるためには、従業員一人ひとりが最大限の力を発揮できる環境整備が必要であると認識している。これまでも同社では、2015年度から「人財価値向上プロジェクト※2」による「人財育成」と「闊達な風土醸成」に取り組んできた。これに加え、2022年度は従業員満足度(ES)向上を起点とした従業員エンゲージメントの向上を目指している。
※2:「多様な人材の多彩な活躍」の推進に向けて、育成理念として「一人ひとりが誇るべき“個”有の強みを持ち、生涯にわたり活躍する“逞しい人財”に成る」ことを掲げた、社長を座長とする全社プロジェクト。
同サービスの導入によって、人員構成・業務内容・勤務地などさまざまな切り口で分析された組織課題が可視化され、管理職一人ひとりが自組織の課題を具体的に把握することが可能となる。これに加えてL&M社の専門コンサルタントのもと、課題解決に向けた施策を日々の業務や人事戦略などに反映させることで、従業員エンゲージメント向上に繋げていく。
今後も人的資本の強化を継続し、さらなるお客様本位の業務運営に取り組んでいく。