第一生命、大阪大学大学院国際公共政策研究科と連携協定を締結
第一生命と大阪大学大学院国際公共政策研究科は、産学連携によるESG(Environment=環境、Society=社会、Governance=ガバナンス)インテグレーションを通じた社会課題の解決を目的として、連携協定を締結した。
本協定においては、特に大阪大学大学院国際公共政策研究科に設置されているESGインテグレーション研究教育センター(以下、「ESG-IREC」)と第一生命が共同で多様な研究プロジェクト等の協働取組みを実施していく。
ESG-IRECは、国立大学で初めてESGを専門に研究する機関として、センター長の星野俊也教授のもと、持続可能な未来の形成に向けて、企業のビジネス活動における望ましい「ESGインテグレーション」モデルについて、理論と実践の両面から研究・教育社会連携を推進していく。
ESG-IRECと機関投資家である第一生命が本協定を通じた協働事業を推進することで、ESG投資の更なる発展に繋げ、社会課題の解決に貢献していく。
◆本協定における主な取組み事項
本協定を通じたESG-IRECと第一生命による共同の研究プロジェクト等を通じた取組み事項の例は以下の通り。社会情勢の変化等を踏まえ、取組み内容は適宜変更することを予定している。
・ESGインテグレーション高度化に向けた研究
・資産運用ポートフォリオのカーボンニュートラルに向けた研究
・ESG要素によるリスク・リターンの実証研究
上記に加えて、人財交流を通じた協業の実施も予定している。第一生命のサステナビリティの取組み全般に関して外部有識者の知見による高度化を進めるべく、センター長の星野俊也教授をはじめとするESG-IRECとの連携を積極的に行う。また第一生命からESG-IRECに対して研究員の派遣等を行うことで、第一生命におけるESG投融資分野の専門人財(ESGアナリスト等)の育成につなげる。