日本生命、英独間国際連系送電線プロジェクトへ融資
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日本生命は、英国とドイツを結ぶ国際連系送電線の建設・維持管理に係るプロジェクトを実施するNeuConnect Britain Ltdに対する、100百万英ポンド(約164億円)のシンジケートローン(以下「当融資」)に調印しました。当融資はグリーンローンであり、同社はシンジケートローンの組成段階から参加する。
当プロジェクトは、英国東部とドイツ北部を結ぶ約720kmの高圧直流送電システムを構築し、両国間で電力を融通する送電事業であり、英独間で初の国際連系送電線プロジェクトである。当プロジェクトの完成により、両国の電力の安定的な確保に資することに加え、再生可能エネルギーのさらなる活用が見込まれる社会的意義の高いプロジェクトである。
また、当融資は、長期間にわたって魅力的な利回りの獲得が期待できることに加え、同社初の国際連系送電線プロジェクトへの取り組みとなる。
同社は、生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、ESG投融資を強化しており、当融資もその一つと位置付けている。