住友生命、ヌビーンが運用する農地戦略ファンドに投資
住友生命は、Nuveen Natural Capital社(以下「NNC社」)が運用する農地戦略ファンド「Nuveen Global Farmland Fund Lux SCSp」(以下「本ファンド」)への投資(約65億円)を決定した。本件は住友生命初の農地戦略ファンドへの投資となる。
本ファンドは、約78億ドルの資産規模を有し、合計200万エーカー超の農地へ投資を行っている世界最大の農地運用会社NNC社によって運用されており、米国を中心としてグローバルに分散された農地および関連事業への投資を目的とするファンドである。
農地資産への投資は、農地のリース運営や農作物の売却等に伴う安定したリターンの獲得や、他資産との相関の低さから分散効果等が期待できる。また、社会課題の解決に向けては、食糧の安定供給に留まらず、土壌の健全性の確保や水資源の効率的な使用等、持続可能な農業の推進を通じ、環境問題や生態系保護等への対応にも貢献すると考えている。
住友生命は、運用収益力の向上に加え、SDGs達成に一層貢献していく観点から、新たな運用手段として農地および森林戦略ファンドへの取組みを開始し、住友生命初の案件として本ファンドへの投資を決定した。今後、2022年度からの3年間で最大300億円の投資を目指す。