生保協会、保育所・放課後児童クラブを対象とした助成活動を実施
生保協会は、2022年度の「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」(以下、本活動)の応募受付を5月17日より開始する。
2022年度における本活動のポイントは、以下のとおりである。
・備品購入費、建築・設備工事費の支援
内容:保育所・放課後児童クラブの受け皿拡大や質の向上の取組みに対する助成
趣旨:待機児童解消へ向けたインフラ充実の支援
・新型コロナウイルス感染症の影響に対する継続支援
内容:左記感染症の影響により顕在化した、衛生設備等購入資金や事業資金等の助成(2020年度より継続実施)
趣旨:保育所・放課後児童クラブにおける安全性・健全性確保の支援
同会は多数の女性が活躍する生命保険業界として、待機児童の解消へ貢献することを目的に、保育所・放課後児童クラブの受け皿の拡大や質の向上の取組みに対し、2014年度より累計1億8,900万円の資金助成をしている。
「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」の概要
待機児童解消に向けた状況を確認すると、女性就業率の高まりを背景に、保育利用率は依然として増加傾向であるとともに、放課後児童クラブの登録児童数も毎年増加している。また、政府も子育て支援への取組みを継続している。
2021年度の本活動では、過去最多となる1,443施設から応募があり、継続して保育所や学童への支援必要性が確認される結果となった。
2022年度においても引き続き、備品購入費、建築・設備工事費のみならず、感染対策のための資金助成により、子育てと仕事を両立できる環境整備や、施設の皆さまの安心安全の確保に貢献していく。