第一生命、プロロジスによる物流施設に共同投資
第一生命と、プロロジスは、東京都品川区に所在する物流施設(ジャパン大井倉庫)に対して約161億円の共同投資を行った。
近年、インターネット通信販売(Eコマース)市場の成長を背景に、物流施設への需要が堅調に推移している。今般投資を行った物流施設は、首都高湾岸線「大井南IC」から約1.5㎞と都心へのアクセスが良好なエリアに位置している。また、JR・京急「品川」駅等のターミナル駅からもバスが発着する等、通勤利便性にも優れ、労働力を確保し易いことから、今後も高い収益性を確保できる施設であると考えている。
第一生命は、保有不動産ポートフォリオの中長期的な収益性・資産価値の向上やリスク分散の観点から、中核の投資対象である大規模オフィスに加えて、賃貸マンションや商業施設・物流施設などへの分散投資に取り組んでいる。第一生命は、今回、物流不動産のリーディング・グローバル企業であるプロロジスとの共同投資を行うことで、物流施設投資に対するノウハウを更に蓄積し、長期安定的な投資収益が期待できると考えている。
プロロジスは、全国に100棟以上の先進的物流施設「プロロジスパーク」および都市型物流施設・ビジネス拠点「プロロジスアーバン」を開発・運営し、お客様の物流効率化をサポートしている。東京湾岸部や都心部に近接した一等地の物流施設は、安定して需要が高い一方、同エリアにおける先進的物流施設や開発用地は供給が限られている。プロロジスは、第一生命との共同投資により競争優位性のある物流施設を取得することで、ポートフォリオの充実化を図り、多様化する物流ニーズに応えることをめざす。