住友生命、海外事業債運用のグループ投資顧問会社への運用委託に伴い国内投資顧問子会社を設立
住友生命は、住友生命グループの海外投資顧問会社であるSymetra Investment Management Company(以下「SIM」)」に海外事業債の運用委託を行うため、国内に拠点を置くスミセイ・アセット・マネジメント(以下「SAM」)を設立した。現在、SAMは投資運用業の7月開始に向けた手続きを進めている。
住友生命は、SAMを通じたSIMへの運用委託を活用し、「一定の信用リスクをとることにより収益向上が見込める資産」として、米国を中心とする海外クレジット資産への投資※を拡大させることで、長期的・安定的な資産運用利回りの向上を目指している。
また、住友生命が海外事業債運用をSIMに委託することにより、米国現地での運用が可能となり、さらに両社の人財や知見等のリソースの有効活用を通じて資産運用収益の拡大を図っていく。
なお、住友生命がSIMに運用委託を行う資産規模は、現時点において、2兆円以上となる予定である。
※ 債務者が債務不履行に陥るリスク(=信用リスク)をとる代わりに、より高いリターンが期待できる資産(債券等)に投資すること。