住友生命、欧州投資銀行が発行するクライメイト・アウェアネス・ボンドに投資
住友生命は、欧州投資銀行が発行する、気候変動の緩和を目的とするクライメイト・アウェアネス・ボンド(以下、「本債券」)への投資(約170億円)を決定した。
欧州投資銀行はEU加盟国の出資により設立された世界最大級の多国間金融機関である。EU域内外あわせて約160か国で事業を展開しており、気候変動対策や経済発展、技術革新、中小企業の支援等を優先的に取り組む分野として融資や保証業務等を行っている。
本債券は、欧州投資銀行がEUにおけるサステナブルファイナンスに関する法令等に沿って策定した、クライメイト・アウェアネス・ボンド・フレームワークに基づいており、調達した資金は、気候変動を緩和するプロジェクトに充当される予定である。例えば、再生可能エネルギーの拡大やエネルギー効率向上、鉄道やバスの電動化等の活動に向けて資金を供給し、持続可能な社会やその実現のため技術や製品の開発に貢献する。
【本債券の概要】
発行体 欧州投資銀行
投資金額 200百万豪ドル(約170億円)
期間 10年
住友生命は、「なくてはならない」生命保険会社の実現を目指し、事業活動を通じたSDGsの達成に向けた取組みを進めている。今後も、責任投資を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいく。