アフラック生命、東京医科歯科大学病院に「ホスピタルアート」を寄贈
アフラック生命は、社内で実施するウォーキングキャンペーンを通じた寄付および社会貢献活動の取り組みとして、東京医科歯科大学病院に「ホスピタルアート*」を寄贈した。
同社は、社員の運動習慣の増加とコミュニケーションの活性化および社会貢献を目的として、2017年から全社員を対象としたウォーキングキャンペーンを実施している。昨年は参加する社員の目標歩数の達成率に応じて寄付金額を決定する「つながる希望のあしあとホスピタルアートプロジェクト」を実施した。このプロジェクトは、決定した寄付金をもとにNPO法人アーツプロジェクトと協力して小児がんの治療に取り組む病院に対して療養環境の向上を図るホスピタルアートを寄贈する企画で、このたび東京医科歯科大学病院に「ホスピタルアート」を寄贈した。
*医療従事者や患者、その家族、クリエイターとの対話から、見えない想いをカタチにする取り組みである。アートを通じて病気と闘う子どもたちの療養環境がより良いものになることを目指す。
【東京医科歯科大学小児科清水病棟医長コメント】
「私たちの病棟では毎日、お子さんたちそしてご家族が、検査や治療に対する不安を持ちながら病気と闘っています。病棟の廊下をリハビリの場として、退院に向けて取り組んでいる姿も見られます。病棟は入院している患者さんたち、そしてご家族の生活の場であり、みんなが笑顔になれる、そんな病棟でありたいとスタッフ皆で日々様々な取り組みをしています。
病気と闘っている子どもたち、そしてご家族に、不安を少しでも取り除き、笑顔で過ごしていただくために、ホスピタルアートを設置、導入できることを本当にありがたく思っています。スタッフ一同、少しでも子供たちが笑顔になれる、明るい病棟となるようにしたいと考えております。この度は多大な、暖かいご支援をいただき、ありがとうございます。」
【NPO法人アーツプロジェクト森理事長コメント】
「今回は子どもたちがリハビリの場としても利用している白が基調の廊下を、アートで少しでも楽しく感じられる空間にしたいとのご依頼でした。コロナ禍でプレイルームの使用が制限され、子どもたちがストレスを発散しにくい状況でもあったようです。
企画のテーマは「フラワーサークル」で、花をモチーフに関わる皆さんの“想いの循環”を壁画や立体で表現しました。治療やリハビリを頑張る子どもたち、その快復を祈り日々忙しくされているスタッフの皆さん、闘病中の子どもたちを思うご家族をはじめとした多くの人たち、皆さんのあしあとから咲いたやさしい花々です。ここにアーティストらの想いも重なり、形となりました。」
同社は、「生きる」を創るリーディングカンパニーへの飛躍を目指し、これからもすべてのステークホルダーから信頼される会社であり続けるとともに、がんに関わる幅広い社会的課題の解決に取り組んでいく。