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日本生命・清水博社長が全役員・職員に向け年頭メッセージ

日本生命では1月4日、年頭挨拶として、清水博社長から全役員・職員に向け、メッセージを送った。メッセージの要旨は以下のとおり。
「2022年のスタートにあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
昨年来、新しい中期経営計画「Going Beyond-超えて、その先へ-」に取り組んでいます。目標である、「人・サービス・デジタルで、お客様と社会の未来を支え続ける」日本生命グループに成るために大切なことは、お客様と社会のために仕事をするということです。
引き続き、お客様本位の業務運営と、サステナビリティ経営を事業の根幹に置き、3つのグループ成長戦略として掲げている「国内保険市場の深耕」「グループ事業の強化・多角化」「運用力強化・事業費効率化」に向けて、役職員全員が一丸となり、取り組みを着実に進めていくことが大切です。
今年は、中期経営計画の成否を左右する、重要な一年です。3つのことに留意して仕事に臨んでいただきたいと思います。
1つ目は、変革をさらに進めることです。保障ニーズの広がりや、社会全体のデジタル化などの変化を積極的に取り込み、変化への対応を成長の原動力にしていきます。例えば、デジタル活用では、対面とデジタルを組み合わせた、デジタル時代の新たな営業職員活動モデルのさらなる定着を図ります。人材育成や拠点運営、支社や本部の業務変革などにもデジタルを大いに活用してください。
また、2050年の二酸化炭素排出量ネットゼロの達成に向け、業務の高度化や、資産運用ポートフォリオの変革を進めなくてはなりません。
大掛かりな変化だけでなく、現場から生まれる改善を積み重ねることも重要な変革のひとつです。積極的に検討し、変えるべきことはためらうことなく変革を進めてください。
2つ目は、コミュニケーションの活性化です。現場と本部の間で、あるいは組織内や部署同士、グループ各社間で、コミュニケーションを活発に行ってください。それにより、目標や課題が共有され、新たなアイデアが生まれます。1足す1が2以上になり、生産性が高まります。そのために、管理職はコミュニケーションが生まれやすい職場環境を作る重要な責任を負っています。チームメンバーが考えや意見や悩みを声に出しやすいように、配慮が行き届いた温かい職場を作っていただきたいと思います。
3つ目は人材育成のレベルアップです。多様な人材が多彩に活躍することが、会社の発展には不可欠です。人が活躍するとは、その人が持つ能力を最大限に発揮することです。そのためには、能力が花開くように、その人を本気で育成したいと思うことがすべての人材育成のスタートです。一人ひとり、個性は異なりますので、その人に合った育成を組織全体で進めることが重要です。全ての組織が、一人ひとりを本気で丁寧に育成する体制を作っていただきたいと思います。
お客様のために懸命に働く皆さんと共に、もっと素晴らしい日本生命グループにしたいと思います。
そして、成長し続ける事業基盤を作り、揺るぎないマーケットリーダーに成ることにまた一歩近づきたいと思います。
引き続き、健康にはくれぐれも気をつけていただき、本年を輝かしい一年にするために、全員で気持ちを一つに頑張ってまいりましょう。」

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