ソニー生命、海外連結子会社で不正送金、社員の逮捕を発表
ソニー生命は、本年5月、同社の海外連結子会社であるSAReinsuranceLtd.において、同社名義の銀行口座から同社が承認していない約170億円の送金が行われたことを確認した。その後、速やかに当該送金の事実を監督当局および捜査当局に報告・相談するとともに、対策本部を設置し、捜査当局との連携等により、全容解明と資金回収に取り組んできた。
本件に関して、お客さまが加入している保険契約等への影響はない。
また、同社では対策本部を立ち上げ、再発防止策の検討を進めているが、今回のような不正行為を二度と発生させないように、役職員のコンプライアンス意識の更なる向上と子会社管理体制の一層の強化に努めるとともに、引き続き捜査には全面的に協力していく。
なお、逮捕された社員については、捜査当局の捜査と社内調査の結果を踏まえ、厳正に対処する方針である。