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住友生命、ブルックフィールドが運用するインフラファンドへ投資

住友生命は、エネルギーの脱炭素化を促進するインフラ設備や技術等への投資を行うファンド、ブルックフィールド・グローバル・トランジション・ファンドに75百万米ドル(約85億円)投資することを決定した。
各国の政府や企業がパリ協定の目標達成に向けて脱炭素社会への移行を優先事項に掲げるなど、脱炭素に向けた取組みに対する注目は世界中で高まっており、住友生命においても投資を通じた社会へのポジティブなインパクトの創出に取り組んでいる。
ブルックフィールドは再生可能エネルギー分野におけるリーディングカンパニーであり、パリ協定達成に向けたクリーンエネルギーの拡大や多排出事業に対して移行を促す投資や運営に多くの知見を有している。また、本ファンドは温室効果ガス排出量やエネルギー消費量を削減することに加え、低炭素エネルギー設備の拡大や持続可能なソリューションを後押しする様々な地域での投資案件を対象としていることから、グローバルな気候変動の取組みや脱炭素社会への移行に貢献することを見込んでいる。
住友生命は、「なくてはならない」生命保険会社の実現を目指し、事業活動を通じたSDGsの達成に向けた取組みを進めている。また、責任投資(ESG投融資およびスチュワードシップ活動)をその主要な取組みの一つとして位置づけ、持続可能な社会の実現、および、中長期での投融資を行う機関投資家にとって運用収益の向上に資するとの認識の下、責任投資に取り組んでおり、本ファンドへの投資はその一環として行うものである。
今後も、責任投資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいく。

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